さて、午後からの講義はいわば実践編。
フランス及びヨーロッパにおけるお茶の現状と、お茶の売り方の実際です。
輸出に関する規則とノウハウ。
オーガニックがほとんどのヨーロッパへの輸出の手続きや、
フランス人の好みに迎合するのか、日本オリジナル式で行くのかなどの話。
勉強になります、なりますが、眠くなります。

そんなところに、静岡有機茶農家の会の南條美和子さんと静岡本山の茶生産農家の斉藤勝弥さんが登場。
お茶いれ開始です。この日、お茶を飲んでいただいた生徒は32人。
スタッフも入れると無盧40人弱にいれるとなると、結構忙しい。
いれたお茶は3種類。
ブレンド茶「養生煎茶」と、「N25」という品種茶と「やぶきた上煎茶」の飲み比べ。
生徒さん、みんな眠そうだったので、最初はメチャ濃いめにいれました。
手際を言うとこんな感じ。
1)急須に3人分のお茶をいれます(約8〜9グラム)。
2)ポットに用意した熱いお湯を湯冷ましに入れます(約200cc)。
3)湯冷ましの底に手を当ててお湯の温度を感じます(70℃になるまで待ちます)。
4)なかなか70℃まで湯温が落ちないので、茶碗や他の湯冷ましなどに移しては湯温を落とします。
5)なにせ、40人弱が待ってます。あせります。
6)70℃のお湯を急須に入れて、(茶葉の開き具合を確かめながら)しばらく待ちます。時間にして1分弱。
7)湯冷ましに注ぎます。*一人一人いれていたら最初と最後の人の味が変わっちゃいます。
8)湯冷ましに2煎目までのお茶をいれたら、小さな杯に移してサーブしてもらいます。
9)これを4〜5回繰り返して、全員に行き渡る感じ。
10)ですから、結構忙しい。お茶いれハイにもなります。
え、お茶いれハイって何だ? って?
なんでもそうですが同じことを繰り返していると、途中から集中力が増して来て、楽しくなって来ます。
スポーツだったら、ランナーズ・ハイとか、エンドルフィンによる作用とか、極端になるとゾーンに入る、とか言っちゃうわけですが、
ともかく、お茶っ葉と、急須と、湯冷ましと、お茶碗を、あっちをとっかえ、こっちを触って、そっちに入れ替えなんてやっていると、
通常とは違う精神状態になって来ちゃうんですね。
ちょっと、昂揚して、楽しくなって、顔が熱くなって、ニコニコして来ます。
(話は長いので、またまた次回へ)



コメント